仙台ひとり旅 復路

帰りの終電は、17時仙台発の東北本線だったので、帰りは東北本線で家へ向かった。 内陸を通るし、もう夜なので面白いものはあんまりない。…と思ったけれど、乗り換え駅「新白河」は、「白河の関じゃん!」とテンションが上がったし、かの有名な那須も通り、…

仙台ひとり旅 松島

お腹すいたーと思いながら仙台駅に戻る。そしてサンドイッチの駅弁を買って、今度は仙石線に乗って松島へ向かった。 約40分、7時間乗ってきた身からしたら大した距離ではなかった。 残念ながら天気が良くなくて、青くきらめく海を見られなかったのが残念だっ…

仙台ひとり旅 仙台

仙台駅の周りは、その辺の地方都市と同じように、大きな建物がいくつもあって、現代の「まち」って感じだ。いままで行った地方都市によく似ていて、生活しやすそうな街。そんな街中にひっそりと、時間が止まったかのように古い家が建っている。それが晩翠草…

仙台ひとり旅 往路

仙台まで一人旅をした。 土井晩翠の詩に詠われている「広瀬川」を見たかったこと、そして、常磐線が仙台までつながったという話を聞いて、一度本当につながっているのか確かめたかったから。 初めての鈍行旅だった。行く前日は途中で嫌になってしまうのでは…

そして今

恋愛は告白した方が負け、だという。 できることなら、告白されて付き合いたい。だってその方が幸せだもの。交際は私のペース。告白などという、勇気の必要なことはしたくない。 いつのまにか、「好きな人」がいる。ちょっと前まで「気になる人」とか言って…

3年分の

2019年ももうおわり。年の瀬だ。 今年の5月に恋人が恋人でなくなってから、半年以上、あの恋愛のなにがいけなかったのかを考えている。なぜか彼のTwitterのアカウントをこっそり検索して、近況を確認することはやめられない。でも私自身は今は全然違う人のこ…

愛がなんだ東大上映会 vol.1

愛がなんだ、東大上映会に行ってきた。 愛がなんだ、を鑑賞後、東大の熊谷先生、原作者の角田さん、今泉監督のトークセッションという企画。断っておくと、私は愛がなんだを見たことも、角田さんの本を読んだことも、今泉監督の別の作品を見たことも、熊谷先…

いつかやってくるその日のために

私が所属しているサークルは3年生で引退だ。完全に覚書として、私が1年後に引退するときに書く記事のためにネタを書いておこう。記憶に残った曲としてジャパニーズ・グラフィティXIV新歓演奏会の練習でソロをクビになり、その後5月の学祭の演奏会では猛練習…

鎌倉寺巡り vol.5 【終】

このブログを始めた理由は他でもなく、この旅行記を書く場所が欲しかったからだ。この先また書きたいことがあれば書きたいけれど、次いつ書くかわからない。今日かもしれない。5年後かもしれない。5年後には存在すらもこのブログの存在さえ忘れているかも。…

鎌倉寺巡り vol.4 【高徳院(大仏)・江ノ島】

鎌倉駅まで歩いてそこから電車に乗るつもりだったのだが、高徳院まで歩いても500mしか違わないことを知り、高徳院まで歩くことに。道中は生活用路である。ランドセルを背負った小学生や、子供を乗せた自転車をこぐお母さんがいる。山と隣り合わせのこの場所…

鎌倉寺巡り vol.3 【銭洗弁天へ】

「切り通し」をご存知だろうか?三方を山に囲まれた鎌倉へ向かうには、山を越える必要がある。しかし山登りは骨が折れる。そこで、山を切り開いて道にしたのが切り通しである。どんなもんなのか通ってみたい、という純粋な興味で、亀ケ谷切り通し、仮粧坂切…

鎌倉寺巡り vol.2 【北鎌倉 -円覚寺・東慶寺・浄智寺・明月院】

円覚寺まで歩く。 円覚寺は円覚寺で、有名な寺だったように記憶している。もはや北鎌倉の空気が気に入ってしまった私は、その静寂の中に身を置けるというだけで大いに心安らぐようになっていた。 たくさんのお地蔵さまがいたのは円覚寺だったか。方丈とよば…

鎌倉寺巡り vol.1【鶴岡八幡宮から建長寺へ】

鎌倉寺巡りに行ってきた。はるか昔、雨の中行った記憶しかないのは切ないし、最近見た映画に鎌倉が舞台のものがあった。だから、晴れた日の鎌倉に行き、鎌倉の空気を吸いたかった。古くからの妖気が溜まっているという鎌倉へ、一人、足を延ばす。声をかけれ…